自然療法の国際総合学院IMSI アロマセラピー、リフレクソロジー、リンパドレナージュなどの資格が取れるアロマセラピースクールです

講師 飯野由佳子のコラム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


FRディプロマコース第7期開催報告

講師 飯野由佳子

 

 

 

 

 2010年はIMSIの歴史に残るビッグイヤー。外国人講師による海外セミナー、イベントを次々と開催していきました。3月に引き続き9月にもロネ・ソレンセンが来日。“ニューロフットリフレクソロジー 脳へのアプローチ第一期”が開講され、10月には日本で初めて行われる“IFPAカンファレンス”の主催校として、IMSI全スタッフが駆け回りました。カンファレンスのゲストには、イギリスからアロマセラピー界の巨匠ガブリエル・モジェイをお迎え。初来日に伴い“東洋医学的アロマセラピーアプローチ”が開講され、大好評を博しました。IFPAカンファレンスには、我らがロネ・ソレンセンも登場。カンファレンス後に、“フェイシャルリフレクソロジー・ディプロマコース第7期”が開催されたのでした。(しかも12月には、ベトナムからお迎えするプロフェッサー・チャウによる“ディエンチャン・ディプロマコース”初開講も控えています!)

     
アロマセラピー界の巨匠
ガブリエル・モジェイ
IFPAカンファレンスでも大人気
ロネ・ソレンセン
ベトナムより近日初来日
プロフェッサー・チャウ

 フェイシャルリフレクソロジー・ディプロマコースも、ロネを初めて迎えてから7年経ち、改めてその長い歴史を思わずにいられません。IMSIにとって今年が一つの大きな歴史を残したように、フェイシャルリフレクソロジー・ディプロマコース第7期にも、一つの変化がありました。ロネ本人たっての強い希望で、モジュール4に、アディショナルテクニックのヤマモト・メソッドとコロンリンクの紹介、実習が組み込まれたことです。(6期までの卒業生の皆さん、ご安心下さい! 今後復習会で新テクニックをご紹介致します。)ロネにその理由を聞くと「是非覚えてもらいたいパワフルなツールで、フェイシャルリフレクソロジーとの相性が抜群だから。フェイシャルリフレクソロジストとして活躍していく中で、是非このテクニックを併用してほしいと思って。」とのこと。その内容をご紹介します。

 

 

ヤマモト・メソッド

 

 ドクター・ヤマモトは、リハビリテーションにおいて世界的に大変有名な日本の医師です。彼の療法は従来の中国式頭針療法とは異なり、ドクター自身による新しい形の針療法を発展させたものです。東洋医学では、陰と陽を左右に分けますが、ドクターの方法では、前面と後面を陰と陽に分けます。



  ロネは彼のメソッドを参考にし、ロネ独自のやり方を見出し、生徒へ紹介しています。オープニングには、フェイシャルリフレクソロジーのステップ2で見られた、最大ディポジットに対応したヤマモトポイントを同時に押し、バランシングします。頭蓋上の陰(前面)と陽(後面)のポイントに働きかけ、顔の反対側に対しても同じように、陰と陽のポイントに働きかけます。その後、クライアントの症状がみられる身体箇所のポイントを刺激していきます。その身体箇所のポイントには8〜16の神経終末が届いており、ドクターはこの小さなポイントに対して針をうつそうですが、それをイメージしながら、私達フェイシャルリフレクソロジストは、指でそのポイントに対して小さくしっかりとした回転を加えながら、3−4周回ります。視覚・聴覚障害、脊椎・筋肉・腱・関節の疾患、がん、重度・慢性疾患等への働きかけが可能です。

 

 

コロンリンク

 コロンリンクはアドバンスコースとして、2日間の正規コースがありますが、このモジュール4では、そのごく一部が紹介されます。ロネは、生徒さんにコロンリンクの効果の高さを実感してもらいたいと、組み入れたそうです。

 

  内分泌の不具合により、身体や精神に不具合が生じます。脳と大腸の組織類似性は、反射学の世界で既に唱えられていますが、このコロンリンクで顔の大腸反射区を刺激することにより、脳へ刺激が伝達されます。脳から内分泌腺へ刺激が送られ、内分泌系バランスが整えられる、と考えることができるのです。

 フェイシャルリフレクソロジーのステップ3の大腸反射区内に、リンクポイントと呼ばれるポイントが存在します。このリンクポイントと、神経叢ポイント、経絡終末ポイントを同時に押します。リンクポイントは、足裏の大腸反射区にも存在しており、コロンリンクのテクニックを使用する際は、顔か足のどちらかを選び、トリートメントを行います。更年期障害、不妊、妊娠時、分娩時、感情の乱れや精神疾患等に応用することができるでしょう。他に、分娩時をターゲットとした、コロンリンクを使用したトリートメント法が、レシピとして紹介されます。

 

アディショナルツール

 

 まとめると、モジュール4までに学ぶアディショナルツールは、下記の通りとなります。

 

・ニューロバスキュラーポイント

 

・頭蓋のポイントとライン

 

・神経ポイント

 

 

・サイバネティックポイント

 

・マッスルスティミュレーション

 

・しわに対するポイント

 

 
・マニピュレーション
     ・ヤマモト・メソッド
・コロンリンク


クライアントの訴えに応じて、ここから的確なアディショナルツールを選び取ります。どんな時に、どのようにアディショナルツールを使用するか、今まで学んだ内容を振り返る事が大事だと思います。

 ロネと私と二人でお茶していた時のこと。新しいモジュール内容について話が及びました。

「沢山のアディショナルツールをどんな時に使用するかを考えれば、クライアント像が見え、自分のターゲット層が思い浮かぶ。その時、生徒が自分は今後どの分野に情熱を持ってやっていきたいかを、意識するようになると思うの。」

「はい! 生徒は、フェイシャルリフレクソロジーを使ってどうしていきたいのか、自分の将来や目標が見えてくるのではないかなと思います。そうしたら、次のアドバンスコースで何を選択したらよいか、明確になってくると思う。」

「そこなのよ〜!」

と、盛り上がりました。私達の期するところが、第7期生の皆さんや卒業生の皆さん、今後の生徒さんにも伝わっていけば嬉しいです。

 

 

 

  
テンプラーナ・セミナー

 モジュール4が終了し、次の日の午前中にQ&A、午後にセミナーが行われます。今年のセミナーは、“テラピア・テンプラーナ”でした。テンプラーナとはearly早期を意味し、早期セラピーという意味ですが、正式には“テンプナーナ(早期)・リフレックス(反射)・セラピー(療法)”だそうです。生まれつきの障害や事故による障害、行動障害や学習障害、自閉症、大人の事故後の脳障害や脊椎損傷もターゲットとなります。

 このセラピーが成功する要因は、まず、何かが起こった場合、間をおかず、集中して、続けて行う、ということ。次に、フェイシャルリフレクソロジー、フットリフレクソロジー、ハンドリフレクソロジーを組み合わせて行う、ということ。これが最強の組み合わせだからです。そうすることにより、脳が再育成されます。ある箇所に障害が起こっても、刺激を送ることでその迂回路が見つかり、刺激がどんどん送られていきます。一つのターゲット箇所に対して、三方向からの刺激が加えられるわけです。コンサルテーションもしっかり行い、クライアント一人ひとりのオーダーメイドプランが作られ、進められます。これら全てが、クライアントのクオリティー・オブ・ライフを最大限にまで引き上げることを可能にしました

   
海外でのテラピアテンプラーナの授業風景

 テラピア・テンプラーナは、テンプラーナセラピストが障害を持つ家族にセラピーを教えていきます。3日間のトレーニングコースで、子供と家族が参加し、自分の子供に特化したコースを教えてもらいます。1日目はフェイシャルリフレクソロジー。ステップ1、2、3のみと、頭蓋のラインとポイントなど、その子供に必要なアディショナルがプランニングされます。2日目はフットリフレクソロジー。足裏の全ゾーン刺激とフェイシャルで見られた最も進んだディポジットのカラーのゾーン刺激、ニューロフットリフレクソロジーのテクニックも加わります。3日目は、ハンドリフレクソロジーや、1日目と2日目のテクニックを再確認したり、ブレインジムや身体の筋刺激の方法などを教わり、終了です。トリートメントの始めは、集中して行い、一週間に4回〜7回、顔、足、手を施します。脳障害など重度な場合は毎日、自閉症や行動障害などは1週間に4回位が基準となります。

 
テラピアテンプラナーコースでは、両親のために解りやすく色分けされたチャートを使用していきます


  これだけのことをほぼ毎日行うのは大変と想像してしまいそうですが、日常生活に支障なく行うことができ、例えば、足を日中に行い、手は子供が好きなことをしている最中、顔は夜寝る時、などと分けることができます。このセラピーによって、家族も子供も楽しく過ごし、同じ時間を共有することに意義があります。ですので、サポートする家族なら誰でも行え、母親一人が負担を負うというものではありません。

 この療法は、子供に限ったものではありません。現に、これを学んだイギリス人のテンプラーナセラピストは、大人の多発性硬化症に対して、テラピア・テンプラーナを使って施術しているそうです。脳梗塞、アルツハイマー、パーキンソン病、痴呆等に対しても応用ができるでしょう。
 

 

 

結び

 今や世界をまたに駆けるロネですが、私と彼女のお付き合いが始まった頃は、イギリス・ロンドンでのセミナー(英国リフレクソロジー協会AoR主催)が、ロネにとって初めて英語で行うプレゼンテーション。デンマーク、スウェーデン、バルセロナ、マドリッドで定期的にコースを行っている、という位でした。ロネの歴史とIMSIは常に一緒にありました。

 

 IMSIのこのコースも今年から講師の数が増え、モジュール担当の方法も変わり、ますますパワーアップして、第7期生の皆さんをお迎えしています。もちろん卒業生の皆さんも、復習会で新たに加わった内容をお伝えしていきますし、卒業後に参加できるアドバンスコースも少しずつ補充され、ご自分の専門に合わせたソレンセン式テクニックを習得することができるようになってきています。

 

 第7期生の皆さんが、フェイシャルリフレクソロジーを通じて、個人としてますます花開き、このコースが皆さんの歴史を変えてしまうような、そんなきっかけになれば、大変嬉しく思います。国際的視野をもつIMSIの発展とロネの進化、フェイシャルリフレクソロジストの皆さんの成長が共にあり、そのようなコースを提供していくことができれば、と思っています。

 

 

 

 


 

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